【完全解説】マラソン初心者がまず最初に選ぶべきランニングウェア

 

ランニングを始めたけど、

どんなウェアを選べばいいか迷っていませんか?

「お気に入りのTシャツとジャージでOK」なんて思っていませんか?

 

実は、適切なランニングウェアを選ぶことで、

走りやすさ快適さが断然違ってきます。

 

汗でべたつかない快適さ、

寒さや暑さから守ってくれる機能性、

そして走るモチベーションを上げてくれるデザイン性。

 

このブログでは、マラソン初心者がまず最初に一式揃えるべきアイテムを

機能性や価格面、デザイン性を含めて

ランニングウェアの選び方のコツを解説します。

 

この記事のトレーニングプログラムの監修は、

ランニングコーチの山田祐生さん。

自身もフルマラソン2時間17分台で走るランナーです。

 

ランニングウェアの重要性

ランニングを始めたばかりの方、

ウェアって本当に大切なの?

と思うかもしれません。

適切なウェアを選ぶことで、走るときの快適さが格段に変わります。

汗をすばやく吸って乾かしたり、ランニング動作の邪魔にならないような作りをしていたり。

ウェアは見た目以上に大切な役割を果たしています。

最近ではランニングのパフォーマンスを低下させないばかりか、

ランニングのパフォーマンスを改善するウェアまで登場していたりします。

 

季節別これだけは持っておくべきアイテム

ランニングは季節ごとに必要なウェアがあります。

またレース用のウェアと普段の練習用のウェアは

違うものを使用しているランナーも多くいます。

必要になるウェアをざっと解説しますので、必要なものを取り揃えていきましょう。

 

トレーニングウェア

必ず必要となるのがトレーニングウェアです。

ランニングショーツとTシャツはまず1着ずつは必要です。

また、レースや暑い時期のような汗をかきやすい時のトレーニングに必要になるのが

「ノースリーブ」です。

ノースリーブは、

袖がないタイプのトレーニングウェアで

腕振りに干渉しづらい、

脇が空いているため、体温調節(冷却)がしやすい

といったパフォーマンスを発揮するためには必須なウェアです。

 

ランニングスーツ:薄手(春秋用)と厚手(冬用)

防寒着としてジャケットを準備しましょう。

春秋には薄手のジャケット、冬には厚手のジャケットを準備します。

薄手のジャケットは、主に一枚生地で雨風を防ぐような作りのものが多いです。

防寒性はほぼないと言えます。

 

冬のランニングでは防寒性のあるジャケット、

主に防寒素材(シンサレート)が使われたジャケットが必要になります。

 

それぞれ1着づつ持っておけば充分でしょう。

 

その他アクセサリー

その他、必要なトレーニングウェアは下記の通りです。

 

ランニングソックス

通常のソックスでも問題はありませんが、アーチサポートや速乾性など

機能性をもったランニングソックスもあります。

 

アームスリーブ・手袋

冬のレースには必須の防寒アイテム

冬のマラソン大会は体温調節がとても重要です。

体温調節においては放熱が必要なのですが、その際上記で説明した通り

脇は開放しておくことが必要です。

脇は開けつつ腕の防寒をするためのアイテムが「アームウォーマー」になります。

また手先の寒さ対策にランニンググローブ(手袋)も持っておくべきでしょう。

 

サングラス

太陽光から目を保護するためにサングラスも必須です。

サングラスをかけるだけでランニングの集中力や持久力が上がると言われています。

 

ランニングキャップ

ランニングキャップは頭皮を紫外線から守るだけでなく、

雨天時にも役立ちます。

1つは準備しておきましょう。

部位別おすすめアイテム

以上を踏まえ部位別に、

低価格でオススメなブランドと

機能性やデザイン性でオススメなブランドを紹介します。

 

Tシャツ・ノースリーブ

Tシャツを選ぶなら、「吸汗速乾」の素材がおすすめです。

コットン素材ではなく、

ポリエステルなどの化学繊維の方が、

汗をすばやく吸ってかつ乾燥も早いです。

 

オススメのブランド

低価格帯でオススメなのが「ワークマン」

Tシャツやノースリーブなら1000円以内で購入できます。

やや縫製は雑なイメージはありますが、

機能性や速乾性などの機能性は抜群に良く感じます。

 

また低価格でオススメなブランドといえばユニクロもオススメできます。

ドライExは、機能性も高く価格も2000円以内で購入できます。

しかし、ノースリーブは展開がありませんので注意です。

 

TIGORA(ティゴラ)というブランドもオススメ。

こちらはスポーツショップデポを運営するアルペングループのオリジナルブランドです。

価格帯も1000円〜3000円程度で購入可能です。

 

ランニングスーツ:ジャケットとパンツ

ランニングスーツはさまざまな利用シーンに合わせたものを準備しておくといいでしょう。

雨の日に羽織りたい「防水」ジャケット、

風を通さない「防風」タイプのジャケット、

防寒力の高い「シンサレート」入りのジャケット、

春夏にちょうどいい薄手のジャケット

などなど。

 

オススメのブランド

低価格帯でオススメなのが「TGORA」。

ワークマンやユニクロはジャケットの出来はあまり良くない印象です。

ワークマンに関しては、汗をこもらせる生地が多く汗冷えするものが多いです。

ユニクロは薄手のジャケットを購入するにはオススメですが、

厚手のランニングジャケットは取り扱いがないので注意です。

TIGORAは毎年中綿入りのジャケットを提案しており、これがとても便利。

そして価格も8000円前後で購入できコスパの非常に高いように感じます。

 

ランニングパンツ

ランニングパンツはストレッチ性や速乾性も当然ながら必須科目ですが

それ以上に機能性を重視してほしいアイテムです。

 

オススメはマルチポケットパンツと呼ばれる、

スマホや財布を揺れなく持ち運べる機能性アイテムです。

 

また、インナーのありなしも重要なポイントです。

ランニングパンツは下着なしで着用できるようにパンツにインナーが付いているものもあります。

インナーがあるものが好きな方は購入前に確認しましょう。

 

オススメのブランド

マルチポケットパンツでオススメのブランドは

「TheNorthFace」のマルチポケットパンツ。

生地違いで2品番あり商品名は、

レースに使いやすく生地の干渉の少ないエンデュリスレーシングショーツ、

カジュアル使いにもできるフリーランショーツ、の二つです。

どちらもインナーは付いていません。

価格は10000円を超え、高級な部類ではありますが、

ポケットに入れた荷物が圧倒的に揺れにくく、

他のメーカーのランニングパンツにはない魅力があります。

 

 

比較的安価なものでオススメなのは「JINGER」。

ジンガーと読みます。

こちらはファッション性の高さがオススメなポイント。

デザイン性もさることながら、マルチポケットの性能も高く

それでいて価格は6000円前後。

こちらはインナー付きです。

 

とてもオススメですが、デザインは派手ではあるので

合わせるアイテム選びも慎重にならないといけないポイントは

やや上級者向きとなるかもしれません。

 

 

3.3 靴下

靴下は足を守る大切なアイテム。

見逃しがちですが、実は重要です。

特にマラソンなどの長時間の運動で必ず起こるのが【靴擦れ】。

綿100%は避けて、ポリエステルなどの化学繊維を選びましょう。

汗を吸って乾かしやすく、マメができにくいです。

また、やや高価にはなるものの、「和紙」や「麻」などの

天然繊維を使用したソックスもあります。

ポリエステルより、より速乾性の高いソックスです。

 

オススメのブランド

低価格帯でオススメなのはユニクロのスポーツソックス。

薄手で吸水性能も高く、生地もごわつくものではなく

足裏のトラブルが起きにくい生地になっています。

3足で1000円で購入できるので、普段のトレーニング用に使うのがオススメです。

 

しかし、マラソンとなれば別です。

3時間も4時間も運動していればやはりユニクロのソックスではやや機能性が不充分。

レース用や、30km走などのロングトレーニングにオススメなのは

インナーファクトのランニングソックス。

インナーファクトのランニングソックスは

100kmマラソンや水や泥の中を走るトレイルランなどの

過酷なロング種目でも足トラブルが起きないように考えられた

ソックスブランドです。

素材は麻で作られており吸水速乾性能が非常に高いです。

 

4. 機能性重視のウェア選び

4.1 吸汗速乾素材の重要性

「吸汗速乾」という言葉、よく聞きますよね。
これは汗を素早く吸い取って、すぐに乾かす機能のこと。

べたべたしないから快適に走れるんです。
多くのスポーツウェアに使われている、とっても便利な機能ですよ。

 

はい、引き続き同じスタイルで続けます。

4.2 UVカット機能付きウェア

日焼けが気になる方には、「UVカット」機能付きのウェアがおすすめ。
特に夏場の日中や、長時間のランニングでは重要です。

帽子やアームカバーも活用すると、さらに安心。
日焼け対策をしっかりして、気持ちよく走りましょう。

4.3 コンプレッションウェアのメリット

体にぴったりフィットする「コンプレッションウェア」、見たことありますか?
これ、実は筋肉をサポートして、疲れを軽減してくれるんです。

長距離を走る時や、筋肉痛が気になる方に特におすすめ。
締め付け感が苦手な方もいるので、試着してから購入するのがいいですよ。

5. 初心者向けおすすめセット

ランニングを始めたばかりの方、何を買えばいいか迷いますよね。
大丈夫、基本的なセットをご紹介します。

– 吸汗速乾のTシャツ
– 動きやすいショートパンツ
– クッション性の高いランニングシューズ
– 機能性靴下

これらがあれば、快適にランニングを始められますよ。
あとは少しずつ、自分に合ったアイテムを増やしていけばOKです。

6. 長距離ランナー向け特殊ウェア

長い距離を走るようになったら、こんなアイテムも考えてみてください。

– 防水ジャケット(急な雨に備えて)
– ランニング用バックパック(水分や補給食を持ち運ぶため)
– 日よけ付き帽子(長時間の日差し対策に)

最初から全部そろえる必要はありません。
徐々に距離を伸ばしていく中で、必要なものを見極めていきましょう。

7. ブランド別おすすめウェア紹介

ランニングウェアの有名ブランドって、たくさんありますよね。
ナイキ、アディダス、アシックスなど、聞いたことがある方も多いはず。

どのブランドも初心者向けの商品を揃えています。
価格やデザイン、機能性を比較して、自分に合ったものを選んでみてください。

最初は有名ブランドの入門モデルから始めるのも、いい選択肢ですよ。

 

はい、最後の部分を続けます。

8. メンテナンス方法:ウェアを長持ちさせるコツ

せっかく買ったウェア、長く使いたいですよね。
ちょっとした工夫で、かなり長持ちさせることができます。

ランニングウェアは使った後、すぐに洗濯するのがポイント。
汗や汚れをためこまないことが、長持ちの秘訣です。

洗剤は少なめにして、柔軟剤は使わないのがコツ。
機能性を損なわないためです。

それから、乾燥機は避けて、日陰で干すのがおすすめ。
熱で生地が傷むのを防げます。

こうしたちょっとした気遣いで、ウェアはぐっと長持ちしますよ。

9. まとめ:快適なランニングライフのために

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
ランニングウェアって、奥が深いですよね。

でも、難しく考える必要はありません。
自分の体型や好み、走る環境に合わせて選んでいけばOKです。

最初は基本的なアイテムから始めて、少しずつ自分に合ったものを見つけていく。
そんな過程も、ランニングの楽しみの一つになりますよ。

良いウェアは、ランニングをもっと楽しくしてくれます。
快適に走れれば、自然と走る距離も伸びていくはず。

ぜひ、自分に合ったウェアを見つけて、楽しいランニングライフを送ってくださいね。

さあ、今日からさっそく、快適ランニングを始めましょう!

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